労力(読み)ロウリョク

デジタル大辞泉 「労力」の意味・読み・例文・類語

ろう‐りょく〔ラウ‐〕【労力】

何かをするために心身を働かせること。骨折り。「労力を惜しむ」
労働力人手。「安い労力
[類語]骨折り辛労ひとほね小骨

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精選版 日本国語大辞典 「労力」の意味・読み・例文・類語

ろう‐りょくラウ‥【労力】

  1. 〘 名詞 〙 働くこと。骨折り。また、労働力。
    1. [初出の実例]「大名小名ことごとく軍功をはげまし、苦身労力(ラウリョク)せしかば」(出典信長記(1622)一三)
    2. [その他の文献]〔史記‐倉公伝〕

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普及版 字通 「労力」の読み・字形・画数・意味

【労力】ろう(らう)りよく

力をつかう。〔孟子文公上〕或いは心を勞し、或いは力を勞す。心を勞するは人を治め、力を勞するは人に治めらる。

字通「労」の項目を見る

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