八入の色(読み)ヤシオノイロ

デジタル大辞泉 「八入の色」の意味・読み・例文・類語

やしお‐の‐いろ〔やしほ‐〕【八入の色】

いく度も繰り返し染め汁に浸して染めた濃い色。
竹敷のうへかた山は紅の―になりにけるかも」〈・三七〇三〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「八入の色」の意味・読み・例文・類語

やしお【八入】 の 色(いろ)

  1. 何度染汁に浸して染め上げた濃い色。
    1. [初出の実例]「竹敷(たかしき)のうへかた山は紅の也之保能伊呂(ヤシホノイロ)になりにけるかも」(出典万葉集(8C後)一五・三七〇三)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む