八田中村(読み)はつたなかむら

日本歴史地名大系 「八田中村」の解説

八田中村
はつたなかむら

[現在地名]松任市八田中町・旭丘あさひがおか一丁目

中新保なかしんぼ村の北西、用水頭無かつらなし川とその分流狭間はさま川が流れる。「天文日記」天文五年(一五三六)一月二五日条に八田中村の祐妙の名がみえる。正保郷帳では高八二七石余、田方五三町八反余・畑方一町三反。寛文一〇年(一六七〇)の村御印では高八五一石、免四ツ七歩、小物成は外海引網役二六匁、猟船櫂役二〇匁(うち一〇匁出来)、鳥役八匁(ただし鷹場につき免除)であった(三箇国高物成帳)。寛文年間の家高数一二・百姓数二六(高免付給人帳)

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

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