八草城跡(読み)やくさじようあと

日本歴史地名大系 「八草城跡」の解説

八草城跡
やくさじようあと

[現在地名]豊田市八草町

「七州城沿革小史」に「八草ト広見ト地勢相接セハ之レヲ総称シテ八草城ト云乎字阿賀滝ノ山腹ニハ城趾アリ」とも、「字中切ニ老松アリ里民伝ヘテ八草城ト為ス」とも、「八草ト広見トハ別城ナリ」ともいわれ、正確な位置は不明。ただし、「三河国西加茂郡誌」は「東照軍鑑」天文一九年(一五五〇)の項に「八草城主中条将監広見城主広見藤太夫」とある説をとり、広見ひろみ城とは別城であるとする。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android