六腹(読み)ろっぷく

精選版 日本国語大辞典 「六腹」の意味・読み・例文・類語

ろっ‐ぷくロク‥【六腹・六服】

  1. 〘 名詞 〙
  2. 腹をいう、人形浄瑠璃社会の隠語
    1. [初出の実例]「おいらは六服(ロクフク)が空ひい」(出典浮世草子・当世芝居気質(1777)一)
  3. (はら)むこと。懐妊。妊娠。
    1. [初出の実例]「かれこれする間に孕(ロッフク)の大難所」(出典:談義本・つれづれ睟か川(1783)三)
  4. 袋。袋物。てき屋・露店商などがいう。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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