精選版 日本国語大辞典 「其とても」の意味・読み・例文・類語
それ【其】 とて も
- 前の事柄を一応認めるが、それに矛盾する事柄をつけ加えるときに用いる。それといっても。それでも。
- [初出の実例]「あしをやすめておとをりあれ、それとてもゆだんなめされそ」(出典:説経節・説経さんせう太夫(佐渡七太夫正本)(1656)上)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...