其にしては(読み)それにしては

精選版 日本国語大辞典 「其にしては」の意味・読み・例文・類語

それ【其】 に しては

  1. 前の事柄をふまえて、なお反論したり批判したりするときに用いる。
    1. [初出の実例]「『矢流の奥方桂様でござりますとな。皆御聞なされたか』『それにしては高いものでござる』」(出典:歌舞伎・幼稚子敵討(1753)明)

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