其処とも知らず(読み)ソコトモシラズ

デジタル大辞泉 「其処とも知らず」の意味・読み・例文・類語

其処そこともら◦ず

どこをどうということもなく。どこともわからない。
「思ふどち―◦ず行き暮れぬ花の宿かせ野辺のうぐひす」〈新古今・春上〉

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「其処とも知らず」の意味・読み・例文・類語

そこ【其処】 とも 知(し)らず

  1. どこであるかもわからない。あてのないさまのたとえ。
    1. [初出の実例]「思ふどちそこともしらず行き暮れぬ花の宿かせ野べの鶯〈藤原家隆〉」(出典:新古今和歌集(1205)春上・八二)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

1 食肉目クマ科の哺乳類の総称。全般に大形で、がっしりした体格をし、足の裏をかかとまで地面につけて歩く。ヨーロッパ・アジア・北アメリカおよび南アメリカ北部に分布し、ホッキョクグマ・マレーグマなど7種が...

熊の用語解説を読む