内の命婦(読み)うちのみょうぶ

精選版 日本国語大辞典 「内の命婦」の意味・読み・例文・類語

うち【内】 の 命婦(みょうぶ)

令制で、五位以上の後宮女官。朔、節日に朝参して、宮中の諸儀式に参仕した。天皇に近仕するのを上の命婦と呼ぶ。五位以上の人の妻を外命婦と称するのに対する。〔令義解(718)〕

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android