冨岡倍雄(読み)トミオカ マスオ

20世紀日本人名事典 「冨岡倍雄」の解説

冨岡 倍雄
トミオカ マスオ

昭和・平成期の農業経営学者,第一次共産同活動家 神奈川大学経済学部教授。



生年
昭和4(1929)年6月19日

没年
平成10(1998)年4月15日

出生地
東京・武蔵小山

学歴〔年〕
東京大学農学部〔昭和34年〕卒,東京大学大学院社会科学研究科農業経済学専攻博士課程修了

経歴
東大入学後、共産党東大細胞キャップとなる。第一次共産同結成の中心メンバーの一人となり、中央委員と東京都委員長を兼ねる。共産同の最年長活動家として60年安保闘争を闘い、学生活動家から“じいさん”の愛称で呼ばれた。昭和33年東大大学院に進み、農業経済を専攻。その後東京大学助手、神奈川大学助教授を経て、52年同大教授。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

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