冷嘲(読み)レイチョウ

デジタル大辞泉 「冷嘲」の意味・読み・例文・類語

れい‐ちょう〔‐テウ〕【冷嘲】

[名](スル)冷ややかにあざけり笑うこと。
「半ば慷慨し半ば―したいような沈痛な心持になる」〈荷風つゆのあとさき

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

精選版 日本国語大辞典 「冷嘲」の意味・読み・例文・類語

れい‐ちょう‥テウ【冷嘲】

  1. 〘 名詞 〙 ひややかにあざけること。
    1. [初出の実例]「痛く其取るに足らざる拙文章なるを冷嘲(レイテウ)したり」(出典:緑蔭茗話(1890‐91)〈内田魯庵〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

ドクターイエロー

《〈和〉doctor+yellow》新幹線の区間を走行しながら線路状態などを点検する車両。監視カメラやレーザー式センサーを備え、時速250キロ以上で走行することができる。名称は、車体が黄色(イエロー)...

ドクターイエローの用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android