…《守貞漫稿》によれば摂津でつくられたみりんが,京坂地方よりも江戸で調味用に使われたとある。また同書にみりんと焼酎を半々に混ぜたものを京坂で柳蔭(やなぎかげ),江戸で本直し(ほんなおし)といい,冷用酒として夏に飲まれたとある。現在のみりんは焼酎の代りにアルコールを使用した製品が多く,その成分はアルコール分13%前後,糖分37%前後である。…
※「冷用酒」について言及している用語解説の一部を掲載しています。
出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」
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