冽冽(読み)れつれつ

精選版 日本国語大辞典 「冽冽」の意味・読み・例文・類語

れつ‐れつ【冽冽】

  1. 〘 形容動詞ナリ活用タリ 〙 寒さや冷たさなどが激しくきびしいさま。凜冽(りんれつ)
    1. [初出の実例]「余る所は皓々冽々たる空霊の気丈になる」(出典:吾輩は猫である(1905‐06)〈夏目漱石〉一一)
    2. [その他の文献]〔左思‐雑詩〕

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普及版 字通 「冽冽」の読み・字形・画数・意味

【冽冽】れつれつ

寒冷のさま。唐・韓〔崔立之評事に贈る〕詩 復(ま)た聞く、王師西のかた蜀を討つと 霜風冽冽として、を摧(くだ)く 走馳檄(ちげき)、賢を得るに在り 燕雀拏(ふんど)して鷹隼(ようしゆん)を(むか)ふ

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