普及版 字通 「冽」の読み・字形・画数・意味
冽
8画
[字訓] さむい・つめたい・きよい
[字形] 形声
声符は列(れつ)。〔詩、曹風、下泉〕「冽たる彼の下泉」の〔伝〕に「
きなり」、また〔玉
〕に「
氣なり」とあって、寒冷の甚だしいことをいう。水には清冽の意となる。[訓義]
1. さむい、つめたい。
2. きよい。
[古辞書の訓]
〔名義抄〕冽 スム・サムシ・キヨシ・イサギヨシ・ハゲシ
[語系]
冽・列・烈・
liatは同声。列の声義を水や風に移していう字もあり、水には寒冷をいう。[熟語]
冽香▶・冽清▶・冽泉▶・冽風▶・冽
▶・冽冽▶[下接語]
凝冽・激冽・厳冽・惨冽・清冽・泉冽・栗冽・凜冽・懍冽・冷冽
出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

