処女膜閉鎖症(読み)ショジョマクヘイサショウ

デジタル大辞泉 「処女膜閉鎖症」の意味・読み・例文・類語

しょじょまくへいさ‐しょう〔シヨヂヨマクヘイサシヤウ〕【処女膜閉鎖症】

処女膜開口部がなく、が完全に閉じている状態月経血体内に溜まり、放置すると重篤な状態になるおそれがあり、切開手術による治療が行われる。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

世界大百科事典(旧版)内の処女膜閉鎖症の言及

【処女膜】より

…治療はこれを輪状に切除する。処女膜閉鎖症は先天的に処女膜が閉鎖するもので,月経が開始しても月経血は腟外に排出されないで潜伏月経の状態で止まり,月経のたびに周期的下腹痛(月経モリミナ)があって,診療されて初めて発見されることが多い。治療は,処女膜を切開して内容物の排除をはかり,抗生物質を投与して感染を防止する。…

※「処女膜閉鎖症」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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