コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

処女膜 しょじょまく hymen

翻訳|hymen

6件 の用語解説(処女膜の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

処女膜
しょじょまく
hymen

腟口の一部をおおっている半月状の薄い粘膜で,初回の性交で破れることが多い。通常は指を1本通せるほどの間隙があるが,先天的に開口部がなく完全に閉鎖されているものもある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

しょじょ‐まく〔シヨヂヨ‐〕【処女膜】

性交の経験がない女性の入り口にある膜状の組織。粘膜のひだで、膣口を狭めているが、完全な膜ではなく、通常は開口していて、月経血などを通す。多くの場合、初回の性交時に裂けるが、それ以外の原因で損傷することもある。ヒーメン

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

処女膜【しょじょまく】

(ちつ)の下端で,腟前庭から腟への入口の後縁にある半月状の薄い膜。時には完全に腟口を閉ざす膜や,篩(ふるい)状の膜であることもある。性交その他で破れてあとに処女膜痕(こん)として低い高まりが見られる程度になる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

世界大百科事典 第2版の解説

しょじょまく【処女膜 hymen】

女性の腟の開口部の近くにある粘膜のひだ。両面は重層扁平上皮におおわれ,それに挟まれて粘膜固有層にあたる結合組織が存在する。処女膜は,処女でも完全に腟口を閉じているのではなく,小孔により開口し,月経血や子宮分泌液などを通す。中央部が開口した環状処女膜が通常であるが,篩状処女膜,中隔処女膜などもみられる。処女膜は性交によって裂け,処女膜痕carunculae hymenalesとなって残る。この際,小裂傷を生じ出血するが,多くは自然止血する。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

しょじょまく【処女膜】

処女の膣口にある薄い膜。ヒーメン。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

処女膜
しょじょまく
hymen

性交経験のない女性、すなわち処女の腟前庭(ちつぜんてい)と腟との境界にある膜状組織で、腟口はこれにより狭くなる。前面は皮膚、後方は粘膜の性質をもつ。形態とその硬度には個人差があってさまざまである。腟口が中央に位置する環状処女膜、処女膜の後縁が前縁より高くなっている半月状処女膜、垂直に完全に両分されている分離処女膜、部分的に両分されている半分離処女膜、腟口が多数の小孔となっている篩(ふるい)状処女膜、中央部が広がった鎌(かま)状処女膜などが生理的にみられる。多くの場合、初回の性交によって破れるが、それ以外の原因で破れることもあり、性交後も膜が保存される場合もある。したがって、処女膜の状態から処女性を決めることには慎重でなければならない。
 肥厚処女膜や処女膜強靭(きょうじん)症では痛みのために性交が不可能になるので、処女膜切開が行われる。処女膜は初回の分娩(ぶんべん)によって破れたのちは変形し痕跡(こんせき)的になり、処女膜痕とよばれる。処女膜に孔(あな)がなく腟口が閉じているのは処女膜閉鎖症である。この場合には月経血の流出路がないために初経がなく(偽無月経)血液は体内に貯留するので、月経の時期になると一過性の周期的な下腹痛が繰り返されて、回を重ねるごとに痛みはだんだん強くなる。初経が遅れてこのような症状がある場合には、腟に血液がたまる腟留血腫(けっしゅ)、子宮にたまる子宮留血腫、卵管にたまる卵管留血腫が考えられるので、処女膜を切開することにより順調な月経がみられるようになる。[新井正夫]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

処女膜の関連キーワード開口部腸粘膜付け鴨居洞結節盲壁胃ろう(瘻)仮声帯発声嗅粘膜まぐさ

処女膜の関連情報