出歩(読み)であるく

精選版 日本国語大辞典 「出歩」の意味・読み・例文・類語

で‐ある・く【出歩】

〘自カ五(四)〙 家を出て、あちこちと歩く。方々に出かける。遊び歩く。外出する。他出する。出ありく。
浮世草子・けいせい伝受紙子(1710)三「さふして昼夜出(デ)あるいても、密男(まおとこ)の気遣がなふていかい仕合」

で‐あるき【出歩】

〘名〙 出あるくこと。外出すること。他出。そとで。
※滑稽本・七偏人(1857‐63)五上「戸締りを為ずに出歩行(デアルキ)をするとは」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android