出殻繭(読み)デガラマユ

デジタル大辞泉 「出殻繭」の意味・読み・例文・類語

でがら‐まゆ【出殻繭】

蚕がになって出たあとの繭。穴があるため長い生糸はとれないので、真綿まわた紬糸つむぎいとなどの原料とする。穴明き繭。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「出殻繭」の意味・読み・例文・類語

でがら‐まゆ【出殻繭】

〘名〙 蛹(さなぎ)が蛾になったあとの繭。大きな孔があるため普通の生糸は得られず、多く絹糸紡績真綿・紬(つむぎ)糸の原料とされる。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android