分泌管(読み)ぶんぴつかん(その他表記)secretory tubule

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「分泌管」の意味・わかりやすい解説

分泌管
ぶんぴつかん
secretory tubule

植物体の分泌組織は,樹脂タンニン,シュウ酸,油など特殊な物質を貯蔵しているが,その細胞間隙が長く連続して管状になり,分泌物を満たしているものをいう。分泌道管ともいう。

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世界大百科事典(旧版)内の分泌管の言及

【分泌】より

…また,葉にあって排水作用,すなわち水を体外に排出する働きをもつ水孔もある。内部分泌組織にはいろいろな物質を蓄える働きをするさまざまな分泌細胞と,細胞がこわれたり細胞間が離れてできた細胞間隙(かんげき)に分泌物が蓄えられる分泌孔あるいは分泌管があり,乳液を蓄える乳細胞や乳管,そして粘液道もその例である。分泌組織には虫を捕らえる食虫植物の分泌毛など,その機能の明らかなものもあるが,一般的には機能についてわからないものも多い。…

※「分泌管」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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