切り回る(読み)きりまわる

精選版 日本国語大辞典 「切り回る」の意味・読み・例文・類語

きり‐まわ・る‥まはる【切回】

  1. 〘 他動詞 ラ行五(四) 〙
  2. 物を切りながらそのまわりを回る。また、物のまわりを切る。
  3. あちこち切って歩く。また、手当たり次第に切る。
    1. [初出の実例]「『我こそ山だちよ』と言ひて、走りかかりつつきりまはりけるを」(出典:徒然草(1331頃)八七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む