切柄(読み)きりづか

精選版 日本国語大辞典 「切柄」の意味・読み・例文・類語

きり‐づか【切柄】

  1. 〘 名詞 〙 刀の柄(つか)を短くつくったもの。すえもの切り、首切りの際に用いる刀は、この柄にするのが普通。
    1. [初出の実例]「すえものの竹よりほそき夕日影〈均朋〉 時雨の露をはらふきり柄〈由平〉」(出典:俳諧・大坂檀林桜千句(1678)六)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android