切迫早産(読み)セッパクソウザン

デジタル大辞泉 「切迫早産」の意味・読み・例文・類語

せっぱく‐そうざん〔‐サウザン〕【切迫早産】

妊娠22週から36週までに子宮収縮出血子宮口の開大などがみられ、早産に至る危険性が高い状態をいう。

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

妊娠・子育て用語辞典 「切迫早産」の解説

せっぱくそうざん【切迫早産】

早産が迫っている状態です。サインは出血と下腹部痛。でも、この段階なら治療によって食い止めることも可能です。

出典 母子衛生研究会「赤ちゃん&子育てインフォ」指導/妊娠編:中林正雄(母子愛育会総合母子保健センター所長)、子育て編:渡辺博(帝京大学医学部附属溝口病院小児科科長)妊娠・子育て用語辞典について 情報

世界大百科事典(旧版)内の切迫早産の言及

【早産】より


[症状]
 早産の主症状としては,子宮収縮による下腹痛ないし陣痛様疼痛と子宮出血であるが,これらの症状のないまま破水により羊水の流出を主症状とする場合もある。
[分類]
 早産は大別して切迫早産(早産切迫)と進行早産に分けることができる。切迫早産の場合には,治療により妊娠継続が可能な場合があるため,早期に対処する必要がある。…

※「切迫早産」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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