刈生(読み)かりはやす

精選版 日本国語大辞典 「刈生」の意味・読み・例文・類語

かり‐はや・す【刈生】

〘他サ四〙 草木の枝を刈りこみ、新芽を生じさせる。
堀河百首(1105‐06頃)夏「ながかれと引菖蒲(あやめ)ゆゑかりはやすまこもをさへに根こじつる哉〈源国信〉」

かり‐う ‥ふ【刈生】

〘名〙 草木を刈ったあとに再び芽が出ること。また、その出た場所
※為相本曾丹集(11C初か)「なが月の萩のかりふに置く露は花をしのぶる鹿の涙か」

かり‐ふ【刈生】

かりゅう かりふ【刈生】

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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