刑鼎(読み)けいてい

普及版 字通 「刑鼎」の読み・字形・画数・意味

【刑鼎】けいてい

刑法を銘刻した鼎。〔左伝、昭二十九年〕晉國に一鼓鐵を賦して以て刑鼎を鑄(い)、宣子爲(つく)る刑書はす。仲尼曰く、晉は其れびんか。~民、鼎に在り。何を以て貴をばん。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

世界大百科事典(旧版)内の刑鼎の言及

【鼎】より

…鼎はこのように身分を象徴するものでもあったので,王位継承の宝器として,禹の九鼎鋳造,楚の荘王が周の定王に鼎の軽重を問うたという故事が生まれた。晋や鄭では刑書を刻んだ刑鼎があり,法律保存と民への公示に鼎が用いられた。【杉本 憲司】。…

※「刑鼎」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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