初句切(読み)しょくぎれ

精選版 日本国語大辞典 「初句切」の意味・読み・例文・類語

しょく‐ぎれ【初句切】

  1. 〘 名詞 〙 短歌で、五・七・五・七・七の第一句の終わりに意味上の切れ目があること。また、その作品。「新古今‐春上」の「しるらめや霞の空をながめつつ花もにほはぬ春を歎くと〈中務〉」などの類。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

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