初句切(読み)しょくぎれ

精選版 日本国語大辞典 「初句切」の意味・読み・例文・類語

しょく‐ぎれ【初句切】

  1. 〘 名詞 〙 短歌で、五・七・五・七・七の第一句の終わりに意味上の切れ目があること。また、その作品。「新古今‐春上」の「しるらめや霞の空をながめつつ花もにほはぬ春を歎くと〈中務〉」などの類。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android