初尾花(読み)はつおばな

精選版 日本国語大辞典 「初尾花」の意味・読み・例文・類語

はつ‐おばな‥をばな【初尾花】

  1. 〘 名詞 〙 秋になって初めて穂の出た薄(すすき)。《 季語・秋 》
    1. [初出の実例]「波都乎婆奈(ハツヲバナ)花に見むとし天の河隔りにけらし年の緒長く」(出典万葉集(8C後)二〇・四三〇八)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例 初出

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android