別座鋪(読み)べつざしき

改訂新版 世界大百科事典 「別座鋪」の意味・わかりやすい解説

別座鋪 (べつざしき)

俳諧撰集。子珊(しさん)編。1694年(元禄7)刊。1巻。同年5月,芭蕉上方へ赴くとき子珊の別屋で興行された六吟歌仙ほか4歌仙,餞別句など発句100余,素竜の文〈贈芭叟餞別辞〉を収める。子珊の序には“軽み”を説く芭蕉の言葉があり,所収作品にもその風調が現れている。また上方からの芭蕉書簡に,その地の門人たちの称賛が伝えられている。
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