刺突(読み)さしつく

精選版 日本国語大辞典 「刺突」の意味・読み・例文・類語

さし‐つ・く【刺突】

〘他カ四〙
① 突き刺す。
史記抄(1477)一〇「骨とは魚骨の在喉刺す様に過事きつふさしつく様にものを云ふ臣と云義なり」
② 押し当てる。
※梵舜本沙石集(1283)二「法杖と申て、座禅の時、身不調なるを、是にてさしつき候也」

し‐とつ【刺突】

〘名〙 つき刺すこと。
西国立志編(1870‐71)〈中村正直訳〉一一漁師と共に河魚を刺突(〈注〉ツキ)し」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

潮力発電

潮の干満の差の大きい所で、満潮時に蓄えた海水を干潮時に放流し、水力発電と同じ原理でタービンを回す発電方式。潮汐ちょうせき発電。...

潮力発電の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android