剖符(読み)ほうふ

普及版 字通 「剖符」の読み・字形・画数・意味

【剖符】ほうふ

割符。〔史記、高祖紀〕(六年)乃ち功を論じ、列侯の與(ため)に符を剖(さ)き封を行ふ。

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出典 平凡社「普及版 字通」普及版 字通について 情報

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世界大百科事典(旧版)内の剖符の言及

【割符】より

…一つの竹や木や銅の表面に文字などを記し,それを二つに割って別々に所持し,両者を合わせることで互いに相手を信用する方法。 中国では一種の身分証明用のふだとして使用され,剖符とも記す。この制度は,《周礼(しゆらい)》《孟子》に〈符節〉〈符節を合す〉などの語が見えるように,統一秦以前から存在していた。…

※「剖符」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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