剥れる(読み)むくれる

精選版 日本国語大辞典 「剥れる」の意味・読み・例文・類語

むく・れる【剥】

  1. 〘 自動詞 ラ行下一段活用 〙
    [ 文語形 ]むく・る 〘 自動詞 ラ行下二段活用 〙
  2. ひとりでにはがれる。むける。〔日葡辞書(1603‐04)〕
  3. 腹を立てる。怒ってむっとした顔をする。立腹する。むくる。
    1. [初出の実例]「舞台にかまわず〈略〉称賛の熱い言葉をかわしつづけたので良重がむくれてしまった」(出典:見るまえに跳べ(1958)〈大江健三郎〉)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...

ベートーベンの「第九」の用語解説を読む