法則の辞典 「剪断応力の式」の解説 剪断応力の式【shear stress equation】 物体内における任意の単位面について,この面を通して及ぼしあう応力のうちでその面に平行な応力を「剪断応力」あるいは「ずれ応力」という.直角座標軸を考えて,点 P(x,y,z) における一つの面に関する剪断応力 σs を考えると σs=σ12vx2+σ22vy2+σ32vz2-(σ1vx2+σ2vy2+σ3vz2) となる.ここで σ1,σ2,σ3 は点 P における主応力,vx,vy,vz は考えている面の法線余弦である. 出典 朝倉書店法則の辞典について 情報