力の合成(読み)ちからのごうせい(その他表記)composition of forces

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典 「力の合成」の意味・わかりやすい解説

力の合成
ちからのごうせい
composition of forces

(1) 質点に作用する多数の力 f1 ,f2 ,… は力の多角形の方法で合成されて,合力 F がベクトル和として求められる。つまり F=f1+f2+… である。 (2) 剛体に作用する多数の力 (点 P1 に f1 ,点 P2 に f2 ,…) は,剛体内の任意の点P に作用する合力 F=f1+f2+… と1つの合偶力 N=r1×f1+r2×f2+… とに合成される (ただし ri=PPi ) 。なぜなら,点 P1 に作用する力 f1 が剛体に及ぼす効果は,点P に作用する力 f1 および偶力 n1=r1×f1 (点 P1 に作用する力 f1 と点P に作用する力 -f1 の対がつくる偶力) と同等である。点 P2 に作用する f2 ,… も同様である。1点P に作用する力 f1 ,f2 ,… および偶力 n1 ,n2 ,… はそれぞれ別々に合力 F および合偶力 N に合成されるからである (図参照) 。

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