加一倍(読み)かいちばい

精選版 日本国語大辞典 「加一倍」の意味・読み・例文・類語

か‐いちばい【加一倍】

  1. 〘 名詞 〙 今までの二倍。転じて、今までよりいっそう激しいこと、量の多いこと。
    1. [初出の実例]「成程風は殆んど止むだ。止むだが、雨は加一倍(カイチバイ)の勢で降って居る」(出典黒潮(1902‐05)〈徳富蘆花〉一)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

関連語 名詞 実例

中国のゴビ砂漠などの砂がジェット気流に乗って日本へ飛来したとみられる黄色の砂。西日本に多く,九州西岸では年間 10日ぐらい,東岸では2日ぐらい降る。大陸砂漠の砂嵐の盛んな春に多いが,まれに冬にも起る。...

黄砂の用語解説を読む