加久藤テフラ(読み)かくとうテフラ

最新 地学事典 「加久藤テフラ」の解説

かくとうテフラ
加久藤テフラ

Kakuto tephra

約34万年前に南九州の加久藤カルデラから噴出した大規模テフラで,火砕流堆積物とそれと同時の降下火山灰を指す。Kktとも。前者は南九州一帯に広く分布し,後者は本州中部まで認められる。主として輝石流紋岩質のバブル型火山ガラスからなり,高屈折率の直方斜方)輝石を含む。九州における諸テフラとの層位関係では,本テフラは樋脇(下部加久藤)および小林火砕流堆積物より新しく,阿蘇1および阿多鳥浜テフラより古い。遠隔地における本テフラの層位からみると,酸素同位体ステージ9に入るものと考えられる。参考文献町田洋ほか(2003) 『新編 火山灰アトラス』,東大出版会

執筆者:

出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

関連語 竹下

春になって暖かくなりかけた頃、急に寒さが戻って、地面などがまた凍りつく。《 季語・春 》[初出の実例]「七瀬御秡 同晦日也。〈略〉雪汁いてかへる」(出典:俳諧・誹諧初学抄(1641)初春)...

凍返るの用語解説を読む