デジタル版 日本人名大辞典+Plus 「加藤久七」の解説 加藤久七 かとう-きゅうしち ?-? 江戸時代中期の林業家。伊豆(いず)三宅島(東京都)の人。安永4年(1775)御蔵島(みくらじま)にわたり,島内のツゲの苗数本を三宅島神着(かみつき)村にもちかえって栽培する。その材の収益性にひかれて島民もきそってうえたため,ツゲが三宅島の特産物となった。 出典 講談社デジタル版 日本人名大辞典+Plusについて 情報 | 凡例