加藤泰安(読み)カトウ タイアン

20世紀日本人名事典 「加藤泰安」の解説

加藤 泰安
カトウ タイアン

昭和期の登山家 日本山岳会名誉会員;不二音響相談役。



生年
明治44(1911)年

没年
昭和58(1983)年4月24日

出生地
東京

経歴
戦前の京大時代は白頭山登頂、興安嶺、内蒙古遠征など何回も大陸に渡った。戦後は昭和28年の第一次マナスル隊副隊長、33年の京大隊チョゴリザ、37年のサルトロ・カンリなどにも副隊長として参加、ニューギニア中央高地の学術調査に貢献するなど、戦前、戦後を通じて日本山岳会の指導的役割を果たした。井上靖小説「あしたくる人」のモデルともいわれる。

出典 日外アソシエーツ「20世紀日本人名事典」(2004年刊)20世紀日本人名事典について 情報

ローマ法王ともいう。ラテン語 Papaの称号はカトリック教会首長としてのローマ司教 (教皇) 以外の司教らにも適用されていたが,1073年以後教皇専用となった。使徒ペテロの後継者としてキリスト自身の定...

教皇の用語解説を読む