劣弧(読み)レッコ

デジタル大辞泉 「劣弧」の意味・読み・例文・類語

れっ‐こ【劣弧】

円周上の二点によって円周を分けたときの、半円より小さいほうの弧。⇔優弧

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「劣弧」の意味・読み・例文・類語

れっ‐こ【劣弧】

〘名〙 円周を二点によって二つの弧に分けた時の小さい方の弧。半円より小さい円弧。⇔優弧。〔数学ニ用ヰル辞ノ英和対訳字書(1889)〕

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世界大百科事典(旧版)内の劣弧の言及

【円】より

…A,Bが直径の両端でないときは,共役弧の一方は半円より小さく,他方は半円より大きい。前者を劣弧といい,後者を優弧という。弧ABの共役弧の上に点Pをとり,∠APBを弧ABの上の円周角という(図2)。…

※「劣弧」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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