助六廓家桜(読み)すけろく くるわのいえざくら

世界大百科事典(旧版)内の助六廓家桜の言及

【助六由縁江戸桜】より

…49年(寛延2),3度目の上演で,現行《助六》の形式がほぼ成立した。このときの浄瑠璃外題は《助六廓家桜》。《助六由縁江戸桜》の外題は,61年(宝暦11)3月,初世市村亀蔵(9世羽左衛門)が《江戸紫根元曾我》の二番目として演じたときの河東節の題《助六所縁江戸桜》に始まり,明治以降はこれが狂言名題としてほぼ固定した。…

※「助六廓家桜」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社平凡社「世界大百科事典(旧版)」

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