労働者派遣制度

共同通信ニュース用語解説 「労働者派遣制度」の解説

労働者派遣制度

人材派遣会社が雇用契約を結んだ労働者を企業に派遣し、派遣先の企業の指揮命令下で働いてもらう仕組み。企業には業務量の変動に応じて人員を調整しやすい利点があるが、働く人は雇用が不安定になりやすい。1986年の労働者派遣法の施行当初は専門性の高い業務に限って認められていたが、その後、対象業務の原則自由化や製造業務への派遣解禁など規制緩和が進められた。派遣労働者は2014年6月時点で、約126万人。

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