精選版 日本国語大辞典 「効を奏す」の意味・読み・例文・類語
こう【効】 を 奏(そう)す
- ( 「奏す」は、あらわす、なしとげるの意 ) =こう(功)を奏す②
- [初出の実例]「慈善心の無い者に向って慈善の事を説いて見た所で効を奏することはむづかしいのである」(出典:東京学(1909)〈石川天崖〉五)
「歓喜の歌」の合唱で知られ、聴力をほぼ失ったベートーベンが晩年に完成させた最後の交響曲。第4楽章にある合唱は人生の苦悩と喜び、全人類の兄弟愛をたたえたシラーの詩が基で欧州連合(EU)の歌にも指定され...