デジタル大辞泉 「動物福祉」の意味・読み・例文・類語 どうぶつ‐ふくし【動物福祉】 飼育動物・実験動物・家畜動物などに対し、人間が与えるストレスや身体的苦痛を最小限に抑えること。アニマルウエルフェア。AW。 出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例
知恵蔵mini 「動物福祉」の解説 動物福祉 動物の活用を認めたうえで、動物が受ける痛みやストレスを最小限に抑え、その生命を尊重しようという考え方。対象となる動物には、家畜や食用動物、動物園・水族館の展示動物、医科学研究のための実験動物、身体障害者補助犬、一般家庭のペットなどが含まれる。1960年代に英国で家畜の劣悪な飼育管理の改善に向けて定められた「五つの自由(飢えと渇きからの自由、不快からの自由、痛み・傷・病気からの自由、本来の行動がとれる自由、恐怖や苦痛からの自由)」が動物福祉の考え方の基本とされ、世界中に広がった。近年は日本でも家畜や展示動物などへの取り組みが進められている。 (2019-12-10) 出典 朝日新聞出版知恵蔵miniについて 情報