コトバンクはYahoo!辞書と技術提携しています。

実験動物 じっけんどうぶつ laboratory animal

7件 の用語解説(実験動物の意味・用語解説を検索)

ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典の解説

実験動物
じっけんどうぶつ
laboratory animal

生物科学,医学,農学などの研究や,医薬の製造,試験,検定などに用いるために,合目的に育成,繁殖,生産された動物。マウスラットハムスター (→ゴールデンハムスター ) ,モルモット (→テンジクネズミ ) ,ウサギ,イヌ,フェレット,サルなどのほか,ウシ,ウマ,ヒツジ,ブタ,ヤギ,ニワトリなどの家畜や齧歯類,カエル,魚類,昆虫などの野性動物も使われることがある。

本文は出典元の記述の一部を掲載しています。

出典|ブリタニカ国際大百科事典 小項目事典
Copyright (c) 2014 Britannica Japan Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの記述は執筆時点でのもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

デジタル大辞泉の解説

じっけん‐どうぶつ【実験動物】

医学その他の研究に用いるために飼育し、繁殖させている動物。猿・犬・ウサギ・モルモットなど。→実験生物

出典|小学館 この辞書の凡例を見る
監修:松村明
編集委員:池上秋彦、金田弘、杉崎一雄、鈴木丹士郎、中嶋尚、林巨樹、飛田良文
編集協力:曽根脩
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

百科事典マイペディアの解説

実験動物【じっけんどうぶつ】

医学や生物学などの研究のための動物実験生物検定に用いることを目的として育成・繁殖・生産された動物。マウスラットモルモットなどが代表的。実験の精度をあげ,結果の再現性を高めるためには,環境条件の統御と実験動物の遺伝的統御が必要となる。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. ご提供する『百科事典マイペディア』は2010年5月に編集・制作したものです

栄養・生化学辞典の解説

実験動物

 実験に使用される動物の総称.

出典|朝倉書店
Copyright (C) 2009 Asakura Publishing Co., Ltd. All rights reserved.
それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典 第2版の解説

じっけんどうぶつ【実験動物 laboratory animal】

医学,生物学の研究のための動物実験やバイオアッセー(生物検定)に用いることを目的に育種された動物。代表的なものとしてはマウス,ラット,モルモット,ハムスターなどがあげられる。 従来,実験動物の呼称は広く〈実験に使用される動物〉の意味で使われていたが,このなかには実験動物のほかに家畜や野生動物も含まれており,これらはまとめて一般に実験用動物と総称される。野生動物や農用家畜は実験動物として合目的的に育種されたものではなく,自然界から捕獲したり,他の目的で改良した家畜を転用したもので,実験用動物ではあるが実験動物とは区別される。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

大辞林 第三版の解説

じっけんどうぶつ【実験動物】

医薬品の効果・副作用や、遺伝・ホルモン作用・栄養障害などを検査・実験するために使われる動物。ウサギ・モルモット・イヌ・サルなど。

出典|三省堂
(C) Sanseido Co.,Ltd. 編者:松村明 編 発行者:株式会社 三省堂 ※ 書籍版『大辞林第三版』の図表・付録は収録させておりません。 ※ それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

日本大百科全書(ニッポニカ)の解説

実験動物
じっけんどうぶつ

生物学、医学、薬学、獣医学、畜産学、心理学などの研究上有用であるとして、目的に沿うように育成、繁殖、生産され、その反応について均一の質をもつことが確かめられている動物をいう。野生動物や家畜も実験に用いられるので、これらをあわせて実験用動物とよぶことがあるが、実験動物は遺伝的規制がなされ、育成の環境も明確にされる点で、野生動物および家畜と区別されることが多い。しかしこの区別は、野生動物の実験動物化が努力されているので、かならずしも明確ではない。医学領域では、ヒトへの外挿(実験結果を当てはめてみること)を考察できる実験動物を動物モデルとして選択することが多く、必然的に哺乳(ほにゅう)類がよく用いられる。これらにはラット、マウス、モルモット、ハムスター、ウサギ、イヌ、ブタなどがある。そのほか、実験動物化の進んでいる哺乳類にはサル類(ニホンザル、アカゲザル、カニクイザル、マーモセット)、ヤギ、ネコなどがある。哺乳類以外の実験動物もさまざまな学問領域で動物実験に用いられ、これらにはニワトリ、ウズラ、ハト、カエル、魚類、カイコ、ハエ、カ、ゴキブリ、繊毛虫類が含まれる。
 実験動物の基準をつくり、また実験動物として適した動物の開発、改良を目的として、その動物の遺伝、育成、疾病、生理、飼育、繁殖、栄養、管理、飼育施設などを研究する学問を実験動物学(または実験動物科学)という。実験動物は特殊な目的の場合を除けば健康であることが要求される。このために現在は多種の動物が無菌germfree化されている。哺乳類では帝王切開で無菌的に取り出した子を無菌室で人工哺育する。しかし、無菌動物に特定の微生物を投与、定着させた動物であるノトバイオートgnotobioteも用いられ、たとえば大腸菌のような常在菌の影響を調べたりする。実験に供する動物に感染がないのは望ましいが、通常の施設と管理ではむずかしい。そこで、(SPF動物specific pathogen free animal)すなわち、とくに指定された微生物や寄生虫のない動物、そして指定以外の病原体についてはかならずしもないとはいえない動物を維持する方式がとられる場合も多い。SPF動物は、無菌動物をSPF動物舎に移し、自然に普通の菌と接触させたもので、これが正常の実験動物と考えられ、従来の方式で飼育された実験動物はなんらかの異常をもった動物として扱われるようになる可能性もある。[川島誠一郎]

出典|小学館 日本大百科全書(ニッポニカ) この辞書の凡例を見る
(C)Shogakukan Inc.
それぞれの解説は執筆時点のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。

世界大百科事典内の実験動物の言及

【SPF動物】より

…specific pathogen‐free animalの略で,医学,薬学,獣医学などで実験動物を用いて実験を行う場合,その実験動物がある特定の病原体,とくに指定された微生物・寄生虫をもたず,特定環境下で維持生産される動物群を指す。このような動物群では指定以外の微生物・寄生虫は必ずしもフリーではない。…

【家畜】より

…東南アジアで使役されているアジアゾウや,鵜飼いのカワウ,鷹狩りのハヤブサなどは人間にとって有用な動物ではあるが,野生のものから遺伝的に改良されているとはいい難いので家畜に含めることはできない。家畜は利用の目的によって農用動物farm animal,愛玩動物(ペット)pet animal,実験動物laboratory animalに大別することができるが,狭義の家畜としては農用動物のみをさすこともある。農用動物は乳・肉・卵・毛・皮革・毛皮・羽毛などの畜産物を生産する用畜と,労働力を利用される役畜に分けられる。…

※「実験動物」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

出典|株式会社日立ソリューションズ・クリエイト
All Rights Reserved. Copyright (C) 2015, Hitachi Solutions Create,Ltd. 収録データは1998年10月に編集製作されたものです。それぞれの用語は執筆時点での最新のもので、常に最新の内容であることを保証するものではありません。また、本文中の図・表・イラストはご提供しておりません。

実験動物の関連キーワードウサイ基礎医学細菌学動物実験動物心理学微生物学NIH実験生物臨海実験所基礎生物学研究所(基生研)

今日のキーワード

平野美宇

卓球選手。2000年4月14日、静岡県生まれ、山梨県育ち。3歳で卓球を開始。07年に小学1年生で全日本選手権大会バンビの部優勝、09年に小学2年生で同大会ジュニアの部初出場を果たし、注目を集めた。13...

続きを読む

コトバンク for iPhone

実験動物の関連情報