勘責(読み)かんせき

精選版 日本国語大辞典 「勘責」の意味・読み・例文・類語

かん‐せき【勘責】

  1. 〘 名詞 〙 犯した罪を問いただすために責めること。
    1. [初出の実例]「而寮称炬火事了主殿寮无先例之由、所執不供、再三加勘責」(出典九暦‐九条殿記・五月節・天慶七年(944)五月三日)
    2. 「勘責 カムセキ」(出典:色葉字類抄(1177‐81))

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

南海トラフ臨時情報

東海沖から九州沖の海底に延びる溝状の地形(トラフ)沿いで、巨大地震発生の可能性が相対的に高まった場合に気象庁が発表する。2019年に運用が始まった。想定震源域でマグニチュード(M)6・8以上の地震が...

南海トラフ臨時情報の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android