勧学屋(読み)かんがくや

精選版 日本国語大辞典 「勧学屋」の意味・読み・例文・類語

かんがく‐や クヮンガク‥【勧学屋】

江戸池之端(東京都台東区池之端)にあった薬屋の名。錦袋円(きんたいえん)発売で知られ、それで得た金で教育機関をおこし三万余の書を蔵したところからの称という。
※雑俳・柳多留‐九(1774)「くゎんかく屋うでをまくって銭をつき」

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

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