薬屋(読み)くすりや

精選版 日本国語大辞典「薬屋」の解説

くすり‐や【薬屋】

〘名〙 をつくったり、売ったりする。また、それをする人。薬種屋薬局薬店
※蔭凉軒日録‐寛正七年(1466)正月一〇日「五条薬屋入道贈香茶一包也」

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世界大百科事典 第2版「薬屋」の解説

くすりや【薬屋】

薬局,薬店(やくてん)(薬種商が薬の販売を行っている店)および薬問屋等の総称。薬店,薬舗,薬種屋,木薬屋(あるいは生薬屋)などの名で,店舗を構えて薬をあきなう店を薬屋と呼んだのは江戸時代に入って以来といわれている。かつて,越中富山の売薬にみられるように,各地を行商したり,市に出て売ることがふつうで,これは西洋や中国においても同様であった。
[日本]
 医薬品の販売業は,その取り扱える医薬品の範囲によって,薬局,一般販売業,薬種商配置販売業,特例販売業などに分けられる。

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世界大百科事典内の薬屋の言及

【看板】より

… 実物や立体のつくりものを看板として用いることも,上記の看板と平行的に行われている。《洛中洛外図》その他江戸初期の風俗画をはじめ,江戸中期から明治にかけての多くの文献・絵画や,現存の実物によると,この種の看板としては,酒屋の杉玉,薬屋・砂糖屋の薬袋,ようじ(楊子)屋の猿の置物,そろばん屋・扇子屋・眼鏡屋・櫛屋・きせる屋・下駄屋・ろうそく屋・筆屋・数珠屋・刃物屋などの大型模型,紙屋の大福帳形,菓子屋の金平糖(こんぺいとう)形などがある。酒屋の杉玉は中国やヨーロッパの居酒屋で目印としたブッシュの束と共通性があるが,杉を用いるのは日本だけである。…

※「薬屋」について言及している用語解説の一部を掲載しています。

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