包隠(読み)つつみかくし

精選版 日本国語大辞典 「包隠」の意味・読み・例文・類語

つつみ‐かくし【包隠】

  1. 〘 名詞 〙 物を包んで外から見えないようにすること。また、物事を秘密にして人に知られないようにすること。
    1. [初出の実例]「我れに隔ての包(ツツ)みかくしか、我れに歎きを懸けまじとてか」(出典:うもれ木(1892)〈樋口一葉〉七)

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報 | 凡例

今日のキーワード

苦肉の策

敵を欺くために、自分の身や味方を苦しめてまで行うはかりごと。また、苦しまぎれに考え出した手立て。苦肉の謀はかりごと。「苦肉の策を講じる」...

苦肉の策の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android