化体説(読み)カタイセツ

デジタル大辞泉 「化体説」の意味・読み・例文・類語

かたい‐せつ〔クワタイ‐〕【化体説】

聖餐せいさんに関する、ローマ‐カトリック教会の正統教義。ミサにおいて、パンぶどう酒が、その実体においては完全にキリストの肉と血に変化するという信仰。実質変化。→ミサ

出典 小学館デジタル大辞泉について 情報 | 凡例

精選版 日本国語大辞典 「化体説」の意味・読み・例文・類語

かたい‐せつ クヮタイ‥【化体説】

〘名〙 聖餐(せいさん)に関するローマ‐カトリック教会の正統教義。聖餐のパンとぶどう酒とで、キリストの肉と血とのすべてが実体化する。

出典 精選版 日本国語大辞典精選版 日本国語大辞典について 情報

今日のキーワード

焦土作戦

敵対的買収に対する防衛策のひとつ。買収対象となった企業が、重要な資産や事業部門を手放し、買収者にとっての成果を事前に減じ、魅力を失わせる方法である。侵入してきた外敵に武器や食料を与えないように、事前に...

焦土作戦の用語解説を読む

コトバンク for iPhone

コトバンク for Android