北土佐殿町・南土佐殿町(読み)きたとさどのまち・みなみとさどのまち

日本歴史地名大系 「北土佐殿町・南土佐殿町」の解説

北土佐殿町・南土佐殿町
きたとさどのまち・みなみとさどのまち

[現在地名]和歌山市北土佐きたとさ丁・土佐町一丁目

南御中間みなみおちゆうげん町の西に北土佐殿町、その南に南土佐殿町がある。ともに武家屋敷地で元禄一三年(一七〇〇)の和歌山城下町絵図は北を「水野土佐守殿組」、南を「土佐守殿辻」と記す。新宮城主水野家の下級武士が居住したと考えられる。明治五年(一八七二)北土佐町・南土佐町となり、南土佐町は昭和一四年(一九三九)土佐町一丁目の一部となった。

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む