最新 地学事典 「北大島正片麻岩」の解説
きたおおしませいへんまがん
北大島正片麻岩
Kitaoshima orthogneiss
山口県東部,周防大島北西端に分布する花崗岩質片麻岩。小島丈児ほか(1968)命名。原郁夫ほか(1991)は北大島花崗片麻岩と呼んでいる。柳井-大島地域の古期花崗岩の最も早期の蒲野花崗閃緑岩に貫かれる。全体に剪断変形による強い片理をもち,マイロナイト組織を示す。原郁夫らはマグマのシート状定置に引き続く構造運動によるテクトニック・スライスと考えている。参考文献:原郁夫ほか(1991) 98年地質学会見学旅行案内書,愛媛大学
執筆者:小松 正幸
出典 平凡社「最新 地学事典」最新 地学事典について 情報

