北夷談(読み)ほくいだん

日本歴史地名大系 「北夷談」の解説

北夷談
ほくいだん

七巻七冊

別称 松田四六筆記 松田伝十郎著

成立 文政初年

写本 道立文書館・国立公文書館内閣文庫

解説 第一次幕領期を通じて蝦夷地およびカラフトで活躍した幕吏松田伝十郎の回顧談。文化五年間宮林蔵とともに行ったカラフト探検や、その後の同地における活動、同一〇年ゴロヴニン一行の松前から箱館への護送そのほか、他の史料ではみることのできない貴重な記事や、多数挿絵地図を含む。

活字本 北門叢書第五冊・日本庶民生活史料集成第四巻

出典 平凡社「日本歴史地名大系」日本歴史地名大系について 情報

ユーラシア大陸、北アメリカ大陸北部に広く分布し、日本では北海道にエゾヒグマが生息する。成獣は体長2メートル以上、体重300キロにもなり、日本最大の陸生動物として知られる。雑食性で草や木の実、サケ、シ...

ヒグマの用語解説を読む